大学業界の特徴
こんにちは。
今回は大学業界の選考における特徴や他の民間企業と比較した時の違いなど、
あらゆる角度から特徴をお伝えます。
・大学職員採用試験について
まず、他業界に比べ選考の始まる時期(書類受付開始時期)が遅いです。
書類選考を経て、本格的なWeb面接が始まるのが5月の下旬から6月頃でした。
民間企業を受けていた友人たちは早々と内定を取って就活を終え、残りの大学生活を満喫しだすのを横目に頑張るのは少し寂しい気持ちになりましたね、、、
また、ES(エントリーシート)が私が受けた大学の8割ほどが手書きで、
書き間違えをしても修正ペンを使って直すことが基本的にES自体の印象を下げてしまうため、時間と労力、そして集中力が必要になります。
(人事の方に「書き直さずに楽をしたってことはそこまでウチへの志望度は高くないのでは」と思われてしまう可能性があると筆者は思ってました。)
一緒に大学業界を受けていた友人は字が汚かったため、少しでも好印象なESを作るために、トレース台を使ってパソコンで印刷した文字をなぞって頑張っていました。ミスが圧倒的に減るだけでなく、綺麗な字も書けるのでとてもおすすめです。
・業界自体が比較的安定している
大学業界は新規参入が極めて難しい業界の為、他業界のように競合他社やライバル会社の存在に圧力を受けながら生き残りをかけて!みたいなことはほとんどありません。大手総合大学のように既に確立された伝統的なブランドや知名度がある大学ならなおさらです。
・筆者の思う大学職員の良いところ
・営業や数字に追われることが基本的にないこと、
・40、50代で年収1000万に到達するなど、安定して高収入を得られること
・残業が比較的ないこと
などが良いところとしてネットでは出てきますが、
それら加えて一番魅力的なところは、ビジネス的な言い方をすると
「対応する顧客が主に学生であること」だと思います。
大学は社会に出る前の最後の高等教育機関であり、
将来の日本や世界をけん引する要となる学生の成長に関われるためです。
活力のある学生から元気をもらいながら、やりがいや誇りをもって働くことができるなんて「お金」以上に魅力的なものであると筆者は思います。
・大学業界の懸念点
18歳人口の減少により、現在全体の5割弱ほどの大学が従来の学生数の確保ができていない、つまり定員割れを起こしているという現状があります。
先ほど、営業や数字に追われることが基本的にないと言いましたが、この先
どのように大学経営をしていくかが喫緊の課題になるでしょう。
そしてここの内容が選考時の面接で深く問われるところでもあります。
いかがでしょうか、
大学業界の特徴について筆者の率直な意見を書かせていただきました。
まだまだ内容は盛りだくさんです。
たくさん更新していきますよ!
ではまたお会いしましょう。
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